スタッフブログ
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クリスマスローズと常山アジサイをお迎えしました
2022-01-28
こんにちは、平井です。
年が明けて間もなく1ヶ月が経過しますが、まだまだ寒い日が続いていますね。
春が待ち遠しいです。
さてさて、今回は、先日我が家にお迎えした苗をご紹介したいと思います。
1つ目はクリスマスローズの【IceN'roses氷の薔薇 ピコティ】。
開花苗の5号鉢です。
クリスマスローズはキンポウゲ科の耐寒性宿根草です。
氷の薔薇はクリスマスローズや園芸がお好きな人はご存じの方も多いと思います。
この氷の薔薇シリーズは、ドイツ・ホイガー社で育成されました。
ニゲル種とガーデンハイブリッドを交配した次世代のクリスマスローズです。
種子ができる可能性が低いニゲル種の交配種から、さらに選抜された品種となります。
氷の薔薇が『奇跡のクリスマスローズ』といわれる所以です。
2017年に国際園芸博にて最優秀賞を受賞し、日本に入ってきて以来多くの方に愛されています。
非常に花付きも良く1~4月迄次々と花を咲かせ、強健で、名前の通り雪や氷の下でも美しく咲いてくれます。
我が家でお迎えしたのはピコティという品種ですが、他にもレッドやホワイトなど、様々な品種があります。
クリスマスローズの植えつけ・植え替え適期は10月から12月ですが、10月から翌年3月まで行うことができます。
こちらの子は、寒さの落ち着いた3月に植え替え予定です。
2つ目は【常山アジサイ プレミアムサファイア】。
屋外管理苗の5号鉢です。
常山アジサイは、アジサイの名前がつきますがアジサイではなくアジサイの近縁種です。
ユキノシタ科(アジサイ科)の耐寒性低木、葉は周年常緑ですので、常緑アジサイとも呼ばれます。
プレミアムサファイアは従来の品種より分枝、花付きがよく、葉が細長い選抜品種です。
上の写真は我が家に届いた苗です。
少ないですが、葉は残っています。
花はアジサイの開花時期と同じころに開花します。
球状についた粒粒のつぼみが開くと星型の清楚な雰囲気の花が開花します。
花後に実が付き始め、秋にはラピスラズリのような青くて光沢のある美しい実がなります。
翌年の花のためには、花後の剪定が必要な花木なのですが……届いた苗にはばっちり実が付いておりました。
今年の開花がどうなるかわかりませんが温かく見守ろうと思います。
常山アジサイは葉が落ちた休眠期の冬場が植え替えの適期ですので、購入後すぐに8号のスリット鉢に植え替えました。
スリット鉢の最大の特徴は、水はけと通気性がよいことです。
水はけと通気性のいい土は、根っこが丈夫になり植物が元気に育ちます。
普通のプラ鉢は通気性が悪く夏場は蒸れやすくなりますが、スリット鉢は余分な水分が抜けやすく蒸れにくいので根腐れしにくいという効果があります。
スリット鉢は土質を整える働きのある、植物の根の成長に特化した効率のよい鉢といえます。
水をやりすぎて根腐れさせてしまう(私のような)方には、スリット鉢への鉢替えがおすすめです。
氷の薔薇・常山アジサイはどちらも弊社で取り扱いございます。
ともに生産数少ないのですが、少し変わった植物の植栽をお考えの方は是非お申し出くださいね。