施工ブログ
土留ブロック施工しました!
2017-12-27
こんにちは!
今回は土留ブロックの工事現場にお邪魔しました!
土留ブロックとは、地盤の高低差をしっかり守る無機質な意匠の土留め擁壁のことです。
土地を購入する際、全ての敷地が平坦な場所にあるとは限りません。
斜面や崖など、さまざまな種類の地形が存在します。
平らな土地であれば、隣家との境界を示すものは、ブロック塀や簡易フェンスなどで問題ありませんよね。
もし隣の家や道路と段差がある場合、敷地内の土が崩れてしまわないように、
擁壁(ようへき:コンクリートの壁)や石積みなどを設けなければいけません。
土砂が崩れるのを防ぐことを「土留め(どどめ)」と呼びます。
しかし、土留め擁壁には大きな土圧(どあつ:土が崩れようとする圧力)がかかるため、
施工方法を間違えると崩壊してしまいます(;゚Д゚)
大きな地震が発生した際には、石垣やブロック塀、コンクリート擁壁であっても崩れてしまいます。
土留めが倒壊してしまうだけであればまだしも、
それの影響で誰かを傷つけてしまってはその責任は重大です。
そんなことが起こらないよう、土留めはきちんと土地の形状を理解し、
計画したうえで作らなければなりません。
写真に写っているこの製品はエスビックのレコムという商品です。
一本のスリットにより数種類のサイズのブロックを組積しているように見えるのが特長です!
ここの土地は宅地と道路とにかなりの高低差があり、
通常のブロックでは、土圧によって崩壊する可能性が高い場所でした。
安全に敷地の境界を仕切るため、ここは土留ブロックで施工する必要があると判断しました。
レコム(土留ブロック)を積むことによって、安全に境界を仕切り、
さらにフェンスを施工することによって、転落防止をしています。
高低差のある土地は不便を感じることもあるかもしれませんが、
高低差によって家の見え方も大きく変わります。
下から見上げる建物や庭は、平坦な土地と比べるとかなり迫力のある雰囲気に仕上がります。
立地条件をきちんと調べ、建物や庭のイメージに繋げていけると良いですね(*^^*)
それでは!今日はこの辺で♪
加藤でした('ω')ノ
