スタッフブログ
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CCUS
2025-10-28
こんにちは、ならです！
新しい方が入社したということもあり
只今建設キャリアアップシステムの登録申請を行っているところです
皆さんは建設キャリアアップシステム、というのを聞いたことがありますか？
建設キャリアアップシステム(ＣＣＵＳ)とは、建設技能者が、
いつ
どこの作業現場で
どんな立場で(職長とか)
どんな作業をしてきて
どんな資格を取得したのか
を個人に与えられたカードに記録していくシステムのことです。
2019年から運用開始したのですが、割と最近なので聞いたことがない方も多いかもしれませんね。
建設業に従事する技能者は、他産業の従事者と異なり、
様々な事業者の現場で経験を積みます。
これまで職人の能力は自己申告と社長や親方の目利きでしか評価してもらえず、
「前の職場では、○○建設の工事を主に請負い、職長を10年やってました！こんな工法ができます！」
と言ってもそれを証明するものが何もありませんでした。
このため、個々の技能者の能力が統一的に評価されにくく、
技能者が本来もつスキル・能力を客観的に証明できず
正しい処遇が受けられないことが問題視されていました。
しかし建設キャリアアップシステム(ＣＣＵＳ)を導入すれば、
建設技能者が働き始めてから今日に至るまでの就業履歴や取得した資格を正確に記録でき、
それを対外的に証明できるため、職人に適した給料や作業内容が与えられるようになります。
具体的には、経験年数や取得資格によってカードを4段階に分類し、
上位カードを目指したくなるような仕組みづくりがされています。
また、公共工事では国民の税金を投入しますので、
できるだけ信頼できる建設業者に発注したいということもあり、
CCUSの登録が受注の条件になっていたりします。
他にも社会保険加入状況等の確認の効率化や、
弊社のように外国人技能実習生を受け入れるためには、
CCUSの事業者登録を済ませていないと受け入れできないようになっていたりと、
建設業界ではどんどん広まってきている今日この頃です。
(弊社は2020年より事業者登録しており、5年ごとにある更新手続きも終わりました！)
どの職種も時代やニーズに合わせての変化があることで、働く環境が良くなっていくんですね。
これからももっともっと働きやすい社会になりますように！
