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スタッフブログ

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ひなまつり~橘~

2023-03-03
こんにちは~!しまです。
 
本日 3月3日 は、桃の節句
 
桃の節句といえば、ひなまつり!!
 
ということで今回は、
お雛様たちと一緒に飾られている『 橘 』 について少しご紹介します。
 
ひな人形に飾られている木花は、一般的に、ひな人形に向かって右側に桜を、
左側に橘を飾ることが多く、左近の桜・右近の橘と称されています。
ん...?右側に桜あるのに、左近の桜...?左右違うけど?と思った方、
 
実は、この木花の位置は、ひな人形の舞台が「京都御所」内部にある、
紫宸殿(ししんでん)を模して造られていることに関係あるそうで、
御所内では、親王様から見て紫宸殿東側に桜が、
西側には橘が植樹されているため、おひなさま視点で考えた結果、
左近の桜・右近の橘と称されているそうです。
 
なるほど~と思いつつ、ちょっとややこしいですよね!
どの視点で見るかによって名称と実際の位置が逆の位置だったりすると、ちょっと困惑します(笑)
 
こちらが、橘の花と実です。
橘は柑橘類で、直径3cmほどの果実は黄色く、みかんに似ていますが、
とても酸っぱいため食用には向かないようで... 
黄色の実に白いお花、そして常緑樹なので葉の色にも映えて色合いもかわいいです
 
 
そもそも、なぜ、ひな人形に飾られている木花が、桜と橘なのかというと、
桜と橘には、古くから「魔除け」や「邪気払い」の力があり、
また橘は常緑樹であることから、「不老長寿」を願う役割もあるとされ、
どちらも健やかな成長を願う意味が込められているためだそうですよ。
(ちなみに、古事記や日本書紀で、
常世の国(※海の彼方にあるとされている理想郷)になっている伝説の不老不死の実: “ 非時香菓(ときじくのかぐのこのみ) ”と呼ばれている実が、
この橘の実なんだとか
 


♪  『 あかりをつけましょ ぼんぼりに  おはなをあげましょ もものはな 』 

と童謡の歌詞にも出てくるように、桃の花を用いて代用することもありますが、
これもまた、桃に邪気払いの霊力が強く備わっているためと考えられています。
 
中国では、桃の花には長寿や魔除けの力があると考えられています。
桃の葉をお風呂の中に入れたり、桃の花のお酒を飲んだりすることで厄払いをしていたそうです。
今では、子供でも飲めるようにと、甘酒の上に桜の花びらをのせて飲んだりもされているそうです。
桜の花びらを上に飾るだけですごく春っぽくていいですね
 


ひなまつりの食べ物を調べると、甘酒のほかにも、
ひなあられやちらし寿司、はまぐりのお吸い物に、菱餅などなど...。
見た目が鮮やかないろんな料理やお菓子などが行事食としてあって、
写真見ているだけでおなかがすいてきます(笑)
ひなまつりの料理を調べると、てまり寿司やお雛様などに似せたお稲荷さんなども
かわいい料理たくさんありますよね☺ 

個人的には今年はちらし寿司が食べたい気分です
 
ではでは素敵なひなまつりをお過ごしください。
 

それではまた~!


株式会社高橋造園
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