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合格祈願にオススメのお花! クリスマスローズ
2023-01-27
こんにちは、平井です。
今週、仙台にも10年に1度の寒波が到来し、連日びっくりするほどの寒い日が続いています。
この時期は中・高・大と受験シーズンのピークですね。
本人はもとより家族にとっても大変な時期になりますので、皆様体調を整えて頑張ってください。
さて、前回のブログで頭の良くなる花【カランコエ】の紹介がありました。
今回、私もこの時期にぴったりの『受験生のいるご家庭向け! 縁起のいい花』をご紹介したいと思います。
そのお花とは【クリスマスローズ】です。
クリスマスローズは、雪割草やアネモネ、福寿草などと同じキンポウゲ科に属する多年草です。
その清楚な美しさから欧米では昔から「冬の貴婦人」と称され、日本でもガーデナーの間では非常に人気があります。
このクリスマスローズの花、一見花びらのように見えているのは【がく】で、本来の花びらは、退化してネクタリー(蜜線)になり雄しべ束の外側に並んでいます。
クリスマスローズにはこのがく片のつき方がシングル(一重咲)・ダブル(八重咲)・セミダブル(アネモネ咲・半八重咲)となるのですが、シングル咲きのがく片はほぼ5枚となります。
写真は左からシングル・セミダブル・ダブルとなります。
このがく片は、花弁ではないので、『落ちたり』『散ったり』することもありません。
このことから、
・5枚の【がく】⇒5がく(ごがく)⇒合格
・【がく】が落ちない⇒学が落ちない
となり、験担ぎで、受験生のいるご家庭へ合格祈願の贈り物としてクリスマスローズを選ぶ方が増えているそうです。
贈答用のクリスマスローズの購入には、開花株といわれる花が咲いている苗の購入がおすすめです。
開花株でない苗を購入すると、思っていたのと違う花が咲いた、花が咲かなかった、ということになりかねないからです。
クリスマスローズの苗には実生苗とメリクロン苗の2種類があります。
実生苗の場合は、主に種から育てた苗です。
この方法で苗を増殖させた場合は、遺伝的に親とは異なるので、購入する際に表示されている商品ラベルの写真と違う花が咲く可能性があります。
形・色が全く違う花が咲くことも全然あります。
一方のメリクロン苗は、茎の成長点を切り出し、組織培養の技術を使い増殖した苗のことです。
この方法で出来た苗は、遺伝的に親と全く同じクローン苗となるので、親と同じ花を咲かせてくれます。
また、クリスマスローズは通常、花が咲くまでに3年程度かかります。
2年苗を購入した場合、花を楽しめるようになるまで、最低でも1年ほどかかるので、小さな苗を購入した場合、ほぼ、確実に、その年に花を見ることができません。
ですので、贈答品としてすぐに花を観賞してもらうためには、12月~3月に流通する開花株を購入しましょう。
既に花が咲いている開花株であれば、他の蕾も同じ花が咲きます。
イメージと違った花が咲いてしまったということにもなりません。
また、中学・高校に入学された新一年生のいるご家庭などでは、お子さんの入学記念に1年苗や2年苗を購入しても楽しいかもしれません。
先述した通り、クリスマスローズは発芽から開花するまでに、約3年かかります。
苗を購入し、ちょうどお子さんが成長し受験・卒業・進学・就職といった次のステージに進むのに合わせて、開花を楽しめます。
実生苗なら、花色がどんなものになるかわからないので、それを楽しみに待つこともできます。
新たな門出を祝って、記念にご家族で植えてみてはいかがでしょう?
開花が楽しみになりますね。