スタッフブログ
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ロウバイ
2022-12-09
こんにちは~!しまです。
こたつを出すか出さないか11月中旬は葛藤してきましたが、
こたつを出してからは離れられない生活を送っています...。
とうとう先日雪も降って、寒い日が続きますね⛄
そんな厳しい寒さに耐えながら花を咲かせる、「雪中四友」(せっちゅうしゆう)とよばれる、
4つの花のことを、みなさんはご存知でしょうか。
もともと中国でうまれた言葉で、文人画に好んで描かれた早春に咲く4つの花をさしています。
今回は、梅、水仙、山茶花(さざんか)とともに、
「雪中四友」として知られている、蝋梅(ろうばい)をご紹介いたします。
蝋梅という名前の由来としては、
花の質感が半透明なことから蝋(ろう)を塗ったように見えるという説や、
花の咲く時期が臘月(ろうげつ)と呼ばれる太陰暦12月の頃だから、
臘月の臘の字と梅を併せて「臘梅」と呼ばれるようになった説などが挙げられています。
(...※蝋梅は、「唐梅」(からうめ)、「南京梅」(なんきんうめ)の別名があり、
別名で梅という漢字が使われることが多いですが、
バラ科の「ウメ」とは異なり、ロウバイは「クスノキ」の仲間です。)
蝋梅は、ロウバイ科、ロウバイ属の落葉低木で、早い品種なら12月から、
遅い品種でも2月に、花径2cmほどの半透明でツヤのある黄色く小さい花を
うつむき加減に咲かせるので、ちょうど早いものは先始める頃ですね♪
蝋梅は、和洋どちらのお庭にも合うので、冬のこの時期に咲くクリスマスローズや
クレマチスと組み合わせたりして、冬のお庭を楽しむことができます。
また、水揚げが良いことや長く花を楽しめる植物であるため、
咲いた蝋梅の枝木を、切り花としても飾るのも人気です◎