スタッフブログ
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サザンカ(山茶椿)
2022-11-04
こんにちは~!しまです。
秋をあまり感じることなく冬の季節になりました
コンポタがよりおいしく感じられる季節ですね☺
(ドラマの影響もあって自販機のコンポタが恋しくなっています
)
さてさて今年は11月7日が立冬だそうです。
2022年の立冬
“立冬”という言葉は、紀元前に生まれた、二十四節気(にじゅうしせっき)という
古い暦から来ています

(※二十四節気は、1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けたもので、
太陰太陽暦(旧暦)の閏月を設ける基準になっています。)
この、二十四節気をさらに3つに分けた七十二侯は、立冬の間にこのように移り変わります。
立冬の3期間は、
山茶始開(つばきはじめてひらく:11月7日ごろ〜)
地始凍(ちはじめてこおる:11月12日ごろ〜)
金盞香(きんせんかさく:11月17日ごろ〜)
と呼ばれています。
3つの期間のうち、一番初めの山茶始開は、
「山茶始開」と書いて、「つばきはじめてひらく」と読みます。
山茶花の花が咲き始める頃を表しています
この山茶 (つばき) は、"椿 (つばき)" でなく、ツバキ科の「山茶花」のことを指しているそうです。
(山茶花という漢字は「山に生え花を咲かせる茶の木」ということで、
その昔、葉の部分をお茶として飲んでいたことに由来している説があります。)
サザンカのお花
サザンカの花は、一重咲き、八重咲き、丁子咲きなどがあり、
花色は原種に近い白のほかに赤やピンクの濃淡、ぼかしなどの複色があります。
葉は厚めで、艶やかな濃緑色、縁にギザギザがあり、先がとがった長い楕円形をしています。
原種の樹高は2〜6mほどですが、なかには10mを超える高さのものもあります。
10〜12月に開花し、晩秋〜初冬の花として親しまれています。
サザンカとツバキの見分け方
✿基本的な性質はツバキに似ていますが、花の咲き方や散り方に特徴があります。
サザンカの花は花弁がバラバラになって1枚ずつそれぞれ散っていくのに対し、
ツバキの花はまとめて落とします。
またもうひとつの特徴としては、サザンカの多くは完全に平開して咲くのに対して、
ツバキの花は、平たく開いて咲くことはほとんどなく、カップ状になることが多いです。
品種がたくさんあり花色・花姿が豊富なことから、和・洋のどちらのお庭にも合わせやすいお花です。
常緑で、冬に花を咲かせるサザンカは、成長が穏やかで日陰でも育ち排気ガスにも強いため、
公園樹や生垣などに活用されています。
公園などでよく見るこの木はツバキ?サザンカ...?と迷われたときは
花の咲き方や散り方をなどの特徴を参考に判断してみてください!
これから寒くなるので(もう十分寒いですが...)、体調にはお気を付けください
ではまた~!
